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パートナー会社 訪問シリーズ③~多摩運送株式会社 後編 ~

INTERVIEW
パートナー紹介

Q.コクヨロジテムと取り組んでいる事業について、どのような内容ですか?

A.(賀来さん)
主には中・大型物件への新規什器の搬入、オフィス移転(引っ越し・フロア内レイアウト変更)などの多様な案件を担当させていただいていますね。

首都圏のオフィス需要の高まりにも、搬入、移転、レイアウト変更等、納品作業を丁寧に進める仕事ぶりに、「指名での発注」も増加中


Q.コクヨロジテムとの仕事の歴史、ご一緒した仕事での印象的なエピソードは?

A.(賀来さん)
長いお付き合いのなかで、弊社にご依頼いただいた厚木市のビル竣工に伴う搬入の案件ですね。
品川のオフィスで 熱く議論して実施したことが始まりで、そこから5年ほどでたくさんの案件をご依頼いただけ、
とてもありがたく感謝しています。

(菊地さん)
有難いことに印象的なお仕事は本当にたくさんあり、悩みましたね(笑)
数ある仕事のうち、2016年に担当させていただいた案件が非常に印象に残っている仕事ですね。
8F建てのビル1棟のうち全テナント様の3分の2を占めるお客様への搬入でした。

「これからもコクヨロジテムの皆さんと一緒に考え、安全で、より良い納品現場を創っていきたい」と熱い想いで語るロジエンジニア部:菊地さん


一番大変だったのは、ビルの最上階8Fに大きな1枚ものの天板を搬入する際、天板の大きさがエレベーターに入らないサイズでして、 何とかできないか、と交渉してきたのですが、どうしても難しかったんです。

そして外の非常階段からのクレーンの吊り上げ搬入をビル側に提案し、交渉を始めて実施が決まった矢先に、
お客様からの連絡で搬入作業が1週間延期になってしまいました。延期になったことで、ビルの工事と時期が重なり、
クレーンを使用できなくなってしまうことになりました。

現場には打ち合わせ含め、30回近く足を運び、現地を見ては何とかできないかと考え、社内でも色んな部署へ相談の日々でした。
ある時、ヘアピン状に折り返す現場の階段を下りながら、ふと見ると、自分の下りている側の階段の手すりと、向こう側に見える 階段の手すりとの間に、比較的開口スペースがあることに気づきました!「ここ、使えるかも!」と思って会社に帰って、みんなに相談しました。
「屋内電動ホイスト」を設置して、1Fから8Fまで階段の手すりのすき間を使って、天板を吊り上げて搬入するアイデアがまとまり、 そこからビル側にも許可を取って、そのアイデアで進めることになりました。

 エレベーターに入らない大型商品は「スーパーデッキ」という高所作業車を使用して、上階フロアへ直接搬入する、とのこと。
(※本文中に登場する納品現場とは異なります)



「人の手で持ち上げて非常階段を昇って搬入すればいいじゃないか」、そんな声もあったのですが、
やはり現場の作業員を大切にしたいという想いと、現場の安全と、高い品質でお客様に納品する価値を最優先に考えました。
終わった後は、商品の納品・オフィス引っ越し含め、安全に作業が完了した際は、「みんな、やったぜ!!ありがとう!」という 満足感・達成感もありましたし、お客様から大変喜んでいただけたのが、とても嬉しい経験でした。


Q. パートナー会社の皆様からご覧になって、コクヨロジテムの社風はどのように感じますか?

A.(高橋さん)
コクヨロジテムのご一緒する皆さんは、私より年上の方ばかりなのですが、とてもフレンドリーな雰囲気の方たちばかりですね。
お取引先でありながら、苗字ではなく、名前で呼び合え、意見を言いやすい、質問がしやすい、そんな関係を築いていただけるのが とてもありがたいと感じています。仕事の厳しさとともに、深い信頼関係が根付いていますね。

「名前で呼び合って一緒に仕事に取り組んでいける、皆さんとの信頼関係は大切にしたい」と、笑顔で語るロジエンジニア部:高橋さん


Q. これからの発展に向けて、コクヨロジテムに期待するところは?
A.(菊地さん)
弊社として、深く感じているのは「パートナー会社を非常に大切にしている姿勢」にとても感謝しています。
ベースがそこにあるからこそ案件にかける熱い想いに繋がっていて、是非、その思いを継続していってほしい、と感じています。現在はコロナ禍で実施が難しいですが、  パートナー会社同士の交流をより一層、深める取り組みを促進していただけると嬉しいですね。交流を深めることで、より強く支え合い、の気持ちも強くなると考えています。強くなることによりコクヨチームで取り組む「感動納品」につながり、お客様に、より質の高いサービスを提供し続けていけると思っています。

Q. 今夏より岡山県・広島県でもご一緒に展開いただいていますが、どのようにお考えでしょうか?

A. (齋藤社長)
御社の事業拡大のお考えに弊社も賛同して、さらに拡大投資していきたいと考えています。
業務拡大により、岡山・広島県下でもより一層、強いパートナーシップを築いていけるよう、win-winで頑張っていきたいです。
これからも引き続きよろしくお願いします!


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「信頼関係から生まれる団結力」を強みとして、日々学び、前進する、多摩運送の皆さんのパワフルなお話に、
私たちコクヨロジテムとしても、ご期待にそえるよう、一層身が引き締まる想いでした。
事業展開にも積極的にご参画いただき、私たちとともにまた一歩、大きな歩みを続ける、大切なビジネスパートナーとして、
これからも、より良い納品現場づくり、人財育成を共に進めていきたいと考えています。

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